2022年09月04日 18:49更新
来年春に行われる新潟県議会議員選挙の上越市選挙区に、東本町で青果店を営む土田竜吾さん、34歳が立候補することを表明しました。土田さんは、森裕子前参議院議員の公設秘書を務めたことがあり、今期で引退を表明している現職、秋山三枝子さんの後継として指名されました。
土田竜吾さんは上越市柿崎区出身の34歳です。長野高専を卒業後、会社員を経て、2016年からおよそ6年間、立憲民主党の森裕子前参議院議員の公設秘書を務めました。現在は、立憲民主党の梅谷守衆議院議員の秘書を務める傍ら、2015年から上越市東本町で青果店を営んでいます。
土田さんは記者会見で、立候補の理由を次のように話しました。
土田さん
「私は30代、こういった世代の人間がチャレンジする環境、チャンスもなかなかない。われわれ世代の声を政治の場に届けることに関しては、重い使命だと実感している」
土田さんのキャッチフレーズは「誰もが自分らしく生きられる社会へ」です。
これに合わせて「自殺者を防ぐ対策」、「農林水産業の振興」、「ジェンダー平等の推進」など5つの政策案をあげています。
土田さん
「(新潟県)地域によって人柄も違えば産業構造も違う。(秘書をやって)県全体のイメージを培えた。議会に行くことができれば生かしていきたい」
土田さんは、今期限りでの引退を表明している現職、秋山三枝子さんから後継に指名されました。
秋山さん
「私たちは経済成長とともに育ってきた。(土田さんには)70代団塊世代とは違う経験、感性を持って、県議会の必要な人材として活躍してくれることを心から願っている。いい方が決意してくれたと感じている」
土田さんは無所属で立候補する考えで、現在、立憲民主党と連合新潟に推薦を求めています。また、来月初めには具体的な政策を発表し、その後、事務所開きをする予定です。
県議選、上越市選挙区の現職は5人。秋山さんのほかに、桜庭節子さん、斎京四郎さん、楡井辰雄さん、小山芳元さんです。そのうち、小山さんは今期限りでの引退を表明、後継として、上越市議会議員の牧田正樹さんが出馬を表明しています。
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