2022年08月30日 19:07更新
3年後の開館が予定されている妙高市立図書館について、市民とともに作る図書館の在り方を考える学習会が28日(日)に開かれました。
この学習会は新しい妙高市立図書館の運営に、市民の声を反映させることができないか、その可能性を考えようと市民団体が開きました。
新しい図書館は朝日町1丁目の市役所周辺に建設される計画です。
広さは現在の図書館の3倍ほど。3階建ての複合施設で、1・2階にカフェや子ども用のプレイルーム、市民活動室、展示スペースなどが設けられます。図書スペースは3階になり16万冊を保管できます。
勉強会には図書館情報学が専門で専修大学教授の荻原幸子さんが講師に招かれました。
教授は全国815市区の8割がいわゆる「図書館協議会」を設けていて、市民が図書館の運営に参加していることを紹介しました。
そのうえで、今後、少子化が進むと図書館のサービスが縮小される心配があるとして、そのときは図書館協議会が市民の意見などをもとに図書館長などに提案書を出すことができると話しました。
妙高市の図書館とともに歩む会 馬場俊司代表
「図書館は個人利用。他の人がどう思っているか分からない。これから図書館の運営を良くするため力を合わせていければ」
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