2022年08月20日 08:00更新
新型コロナウイルスに感染して、買い物に出かけられない人を対象に、妙高市は5日分ほどの食糧を独自に支援することになりました。来週22日から始めます。
食糧支援の対象となるのは、新型コロナウイルスに感染した市内在住の自宅療養者で、そのうち本人や家族による食料品の調達が難しく、かつ親族や友人からの支援も受けることができない人です。食料は5日分ほどを想定し、パックごはんや即席みそ汁、レトルト食品や缶詰、飲み物などを市の職員や宅配業者が対象者の自宅の玄関前に「置き配」方式で届けます。
費用はかかりませんが、支援を望む人はまず、市の福祉介護課に電話で申請する必要があります。こうした食糧支援は主に県が対応していますが、現在妙高市内の陽性者が増えている傾向にあることから、市が独自で実施することを決めました。こうした支援は上越市では対応しておらず、ほかに県内では長岡、柏崎、糸魚川市などすでに20の自治体が独自の食糧支援を実施しています。
福祉介護課の小林英彦副参事は「潜在的なニーズがあるのではないかということで、セーフティネットの意味で妙高市で実施することにした。県へ申し込みするときはホームページを見たりとハードルが高いこともあるが、市が行うとなれば電話してみようかとなる。できるかぎり申請の翌日に配達できればと考えている」と話しています。
■妙高市福祉介護課
・電話番号 0255-74-0017
・受付時間 平日の午前8時30分~午後5時15分
(土日・祝日、年末年始を除く)
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