2022年07月09日 18:29更新
お世話になっている地域の人に感謝の気持ちを表そうと、上越高校サッカー部が、9日、上越市中門前にある林泉寺で清掃活動を行いました。
上越高校サッカー部では、月に一回、ボランティアで地域の清掃活動や冬場の除雪を行っています。
これは、サッカー部の藤川祐司監督が、部活動だけを頑張るのではなく、地域に貢献することで、生徒に人として成長してほしいと呼びかけ始まったものです。また、部には県外出身者も多いため、活動を通して地域のことを知ってほしいという思いも込められています。
9日は、部員18人が、上杉謙信公の墓があることで知られる林泉寺で、熊手や竹ぼうきを使い枯れ葉や枝木を掃除しました。
林泉寺では、女性2人を含む3人で、毎日、広く高低差のある敷地内を掃除しています。 草が伸びたり落ち葉が多い時期には、重労働で手入れが行き届かず苦労しているということです。
今回、寺からサッカー部に手伝いを依頼したところ、快く引き受けてもらったといい「本当にありがたいこと。やっぱり若い力はすごい、あっという間にきれいになってびっくり。いいお盆が迎えられる」と話していました。
この日は、1時間ほどの作業で、軽トラック5台分のゴミを回収しました。
生徒
「普段の私生活がピッチに出る、こういう活動がサッカーにもつながる」
「『上越高校サッカー部は、地域の人の協力でなっているチーム』と、普段から監督に教わっている。みんなそれを意識して取り組んでいる」
藤川監督は、ボランティア活動を続けることで、生徒に自主的に気づく力がつき、プレー面でも見える範囲が広がるなど良い影響が出ていると話していました。
サッカー部は、今月23日には高田城址公園、24日には高田世界館でも清掃活動をするということです。
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