2022年06月23日 17:16更新
今月18日(土)、上越市板倉区の田井地区で道路を横断中の90才の女性が車にはねられ死亡した事故を受け、上越警察署の署員などが23日(木)に集落を回り、交通事故に遭わないよう注意を呼びかけました。
今月18日午後3時頃、板倉区の田井地区に住む90才の女性が上越飯山線と上越市道の交差点を渡っていたところ、69才の男性が運転する軽トラックにはねられ死亡しました。
女性は畑から自宅へもどる途中で、手押し車を押しながら事故に遭いました。
上越警察署 板垣昌利係長
「歩行者も左右の安全確認をしっかりと。高齢者は視界が狭い。顔を向け確実に」
この事故を受けて、上越警察署と上越交通安全協会などが田井集落をまわり、高齢者世帯を中心に、事故防止をよびかけるチラシを配りました。この地区の高齢化率は46%です。
警察官
「この間、そこで交通死亡事故があったので回っています。チラシを見てください」
警察によりますと、歩行者が車に気付かなかったり、逆に、ドライバーが歩行者に気付かずに起きる事故が少なくないということです。
ドライバーは、交差点で速度を落とし、十分注意してほしいと呼び掛けています。
上越署管内での交通死亡事故は、去年3件でしたが今年はすでに2件となっています。
警察は今月19日からの10日間「緊急シルバーゾーン対策」として、交通事故防止を呼び掛けることにしています。
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