2022年06月24日 10:00更新
妙高市長森にある競輪の場外車券売場「サテライト妙高」が来年3月31日で閉鎖されることになりました。理由は、運営収支の改善が見込めず、再開の目途が立たないためです。
これは、今月21日(火)に開かれた妙高市議会全員協議会で明らかになりました。
「サテライト妙高」は、全国の競輪レースの車券を販売する施設として17年前の平成17年にオープンしました。
当初売り上げは順調でしたが、平成20年度の19億円あまりをピークに年々減少し、令和元年度以降は大きく落ち込みました。
理由はインターネットで車券が買えるようになったことや新型コロナの影響、さらに、利用者の半分以上が長野県民だったなか、長野県千曲市にもサテライトができたことです。
こうした状況を受けて、運営にあたってきた妙高市、競輪場のある東京都立川市の公益財団法人JKA東日本地区本部でつくる協議会は、来年3月31日で施設の閉鎖を決めました。
すでに車券は4月1日から販売中止となっています。
このため今年度の売り上げはなく、管理費などがおよそ1800万円にのぼる見込みです。
市では今後、周辺住民への説明会を開くことにしています。
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