2022年06月03日 16:54更新
今月は危険物安全週間です。これにあわせ、直江津港の石油コンビナートで3日(金)、大規模な火災が起きた想定の消防訓練が行われました。訓練には日本海側に唯一配属されている消防部隊も出動しました。
訓練は直江津港の石油コンビナートにある灯油が入ったタンクから火災が発生、風にあおられ、火が隣りのタンクに燃え移る危険性のある想定で行われました。
石油コンビナートは国の特別防災区域に指定されていて、この日は大規模災害の対応にあたる消防部隊「ドラゴンハイパー・コマンドユニット」が出動しました。コマンドユニットは上越消防本部に配属されている日本海側でただひとつの部隊です。
このドラゴンマーク入りの車両は、消火の主力となる大型放水砲を搭載しています。長さ1キロのホースで、毎分8000リットルの水を最大100メートル先まで放水できます。
このほか、大型化学車とはしご車による消火活動も行われました。
上越消防署 横田里美 署長
「(ドラゴンハイパー・コマンドユニット)上越だけでなく全国に派遣される場合もある。訓練を重ねて効果的に活動できるよう努めていきたい」
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