2022年05月19日 18:27更新
女子ソフトボールのプロリーグに所属する「太陽誘電ソルフィーユ」が今週末、上越市でホームゲームに臨みます。19日は試合を前にメンバーが上越市役所を訪れ、中川市長に意気込みを伝えました。ソルフィーユは今シーズンから上越市を第二の拠点として、合宿や試合の誘致を行うことになっています。
上越市役所を訪れたのは、女子ソフトボールチーム「太陽誘電ソルフィーユ」の選手や監督など27人です。ホームは群馬県高崎市ですが、今年から新潟太陽誘電のある上越市を第二のホームとして活動を始めます。
女子ソフトボールは今年3月に新リーグが開幕し、今週末には上越市でソルフィーユを含めた4チームの試合が行われます。19日は選手が中川市長を訪ねて、意気込みを伝えました。
中溝優生 主将
「ソフトボールの試合はとても流れがある。ピンチの後にはチャンスが、その反対も。何が起こるか分からない、私たちのプレーを見て楽しんでもらえれば」
リーグ戦が上越市で行われるのは今回が初めてです。
山路典子 監督
「(上越市で)2009年に国体があったとき、チームとして良い成績を残せた縁起のいい場所だと思っている。私たちはすごい選手が揃っているチームではなく、体も小さいが、チーム力で戦っていくところを見てほしい」
チームのエース原田のどか選手は、日本代表として東京オリンピックで金メダルを獲得しました。現在、上越市内では中学校3校、高校3校に女子ソフトボール部があります。原田選手は子どもたちにプレーする姿を見てほしいと話しました。
原田のどか 選手
「(ソフトボールは)まだまだ注目は低いが、金メダルをきっかけに子どもたちに夢や希望をあたえて、私たちみたいになりたいと思ってもらえるプレーをすることが私の使命であり、金メダルをとった責任だと思っている」
中川市長は「今後もホームとして関係を続けていければ幸せ。活躍を楽しみにしています」と激励しました。
この後、チームはさっそく市内で、ノック練習やフリーバッティングに汗を流しました。
女子ソフトボール「JDリーグ」の上越ラウンドは、21日(土)と22日(日)に、高田城址公園野球場で行われます。太陽誘電ソルフィーユは、21日にトヨタ自動車の「レッドテリアーズ」と、22日日曜日にSGホールディングスの「ギャラクシースターズ」と対戦します。対戦相手はどちらも、ブロック1位の実力を持つ強豪チームです。
中溝優生 主将
「ホームゲームで戦える嬉しさをグラウンドで表したい。一人一人の良さを全面に出して、全員で勝ちたい」
なお、第二のホームが上越市になったことで、チームは今年から夏合宿を市内で行い、子どもたちとの交流も予定しているということです。
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