2022年05月21日 12:00更新
福祉や環境美化など、ボランティアとして活動するにはどうしたらよいかを学ぶ講座が18日(木)に上越市で開かれました。
この講座は「ホップ ステップ ボランティア」と題して、上越市社会福祉協議会が開きました。
この日は市民11人が参加して、ボランティア活動の基本などを学びました。その中で協議会の職員は「ほっと安心生活サポーター」を紹介し、暮らしの中の困りごとを地域の人同士で助け合う仕組みについて話しました。
これは、独り暮らしのお年寄りや障がい者などを対象に、買い物を手伝ったり、話し相手になる有償の活動です。昨年度は掃除のサービスがもっとも多く、ついでゴミ出しとなっています。
講座に参加された人たちは「ボランティアをしたり、されたりの関係の中で学ぶことがあるんじゃないかと思って参加した」、「まだまだ元気なので何か新しいことに社会参加したい気持ちがあって講座に参加した。前向きに考えている」と話します。
「ほっと安心生活サポーター」は30分の活動に対し、250円が支払われます。わずかでも有償とすることで、利用する側が気兼ねなく、小さな困りごとを頼める仕組みになっています。
上越市社会福祉協議会 伊崎道子主事
「身近に自分のできる範囲や時間でしてもらえることがたくさんありますので、そういった(ボランティアに参加する)人たちが少しずつ増えていくことで、困って声を上げられない人が住みやすい地域になっていくと思います」
「ほっと安心生活サポーター」など、詳しいことは上越市社会福祉協議会までお問合せください。
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