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民話になぞらえた「鬼の田植え」/佐渡テレビジョン

2022年05月06日 13:49更新

田植えのシーズンを迎え、佐渡市両津地区虫崎では4日(水)、民話になぞらえ鬼に扮して田植えをするイベントが開かれました。

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「鬼の田植え」と題したこのイベントは、地域おこし協力隊で虫崎地区を担当している竹林雅喜さんの主催で、2019年に始まったものです。

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この日、参加者ははじめに黒姫公民館で鬼の田植えにまつわる話を聞きました。

民話「鬼の田植え」は、かつて佐渡の黒姫で節分の日に逃げ出した鬼が田植えを手伝い、その田んぼが豊作になったことがきっかけで、その家では節分に「福は内、鬼も内」と豆まきをするようになったという話です。

話を聞いた後、参加者は両津地区歌見にある棚田に移動し、一人ずつ田植え機に乗ってコシヒカリの苗を等間隔で植えました。

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参加者のほとんどは田植え機に乗るのが初めてだということで、竹林さんの補助を借りてハンドルを動かしていました。

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また、機械が届かないところには手作業で丁寧に苗を植えていきました。参加者は時折不安定な足場に苦戦していましたが、目の前に広がる景色を感じながら田植えを楽しんでいました。Still0509_00015

お昼には虫崎にある民宿長助の女将さんをはじめ、地域のお母さんたちが作ったおにぎりなどが用意され、参加者らは気持ちのいい景色の中、美味しそうに頬張っていました。

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佐渡テレビジョン

 

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