2022年04月15日 16:01更新
新潟県立中央病院は15日(金)、職員が患者の情報が記載された書類を誤って別の患者に渡し、個人情報が漏えいしたことが判明したと発表しました。
病院によりますと今月12日(火)、患者の家族に主治医が病状を再説明した際、家族から前回説明を受けた5日(火)にもらった書類の中に、自分の家族の物ではなない書類が入っていたと指摘を受けて、個人情報の漏えいが発覚しました。患者の家族が持参した書類を確認したところ、別の2人の患者の基本情報(氏名、生年月日、家族名、連絡先電話番号)が記されていました。
誤って交付された患者2人の書類は、5日に病棟看護師が患者の家族へ連絡するために印刷しましたが、プリンターを確認したものの、出たはずの2人の情報用紙はなく、うまく印刷できなかったと思い、そのままにしていたということです。
中央病院では12日に患者に謝罪するとともに、誤って交付した書類を回収しました。また、同日に情報が漏えいした患者2人の家族にも謝罪したということです。
中央病院では再発防止の対策として、患者に渡す書類すべての内容確認を徹底し、患者に係る書類は患者ごとにファイルで整理することを徹底するとしています。
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