2022年03月27日 15:14更新
国が進める農業と福祉の連携「農福連携」の優秀な取り組みを表彰する「ノウフク・アワード」で、佐渡市のNPO法人 立野福祉会が運営する障がい者就労トレーニングファームチャレンジド立野の取り組みが、地域の活性化や地域農業の維持に貢献したとして審査員特別賞を受賞しました。
「ノウフク・アワード」は農林水産省が優れた農福連携の事例を表彰するものです。2021年は全国25団体が受賞しました。
チャレンジド立野は「農業を通じて障がい者の自立を支援しながら地域を活性化すること」を目的に設立され、耕作放棄地を活用した農業や地域行事への参加、ボランティア活動などに取り組んでいます。
また古民家を改修したカフェを運営し、地域の交流の場づくりや他地域からの来訪者の増加などによる地域活性化にも貢献しています。
25日には、チャレンジド立野の後賀田一則(ごがたかずのり)施設長やメンバーらが受賞の報告に市長のもとを訪れました。
後賀田施設長が受賞の喜びを語ると、渡辺竜五市長は、余っている農地の有効活用や農福連携をさらに進めたいと応援の言葉を送りました。
チャレンジド立野メンバーは「受賞を聞いて驚いた」と話していました。
チャレンジド立野後賀田一則 施設長
「これまでの地域と一体となった取り組みが評価され大変うれしい」
チャレンジド立野では、農産物加工施設の充実や農福連携の情報発信などに取り組んでいきたいとしています。
佐渡テレビジョン
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