2022年04月01日 17:20更新
妙高市いもり池のそばにある妙高高原ビジターセンターは、新築工事が終わり、1日、グランドオープンしました。新しい施設は妙高の自然に合ったゆったりと過ごせる空間になっています。
ビジターセンターは、老朽化した旧センターを取り壊した跡地に新築されました。建物は、木造平屋建てで、広さは前の2倍以上、約840平方メートルです。
施設の目玉は、妙高戸隠連山国立公園の自然を紹介する展示室です。入口にある雪壁のオブジェをくぐると、妙高山の成り立ちやライチョウの生態、野鳥や昆虫、植物を紹介するコーナーが広がります。
展示室の奥には、267インチの巨大スクリーンがあり、国立公園や観光案内の映像が映し出されます。手前にはジオラマがあり、スクリーンと連動して、プロジェクションマッピングの映像が投影されます。
来場者は「まず明るい。すごく開放感もあってキレイ。子どもたちが楽しめる要素も増えた。」と喜んでいました。
このほか、アウトドアショップやカフェを併設した休憩スペースも設けられました。テーブル席やソファなど約50席が用意され、いもり池に面した大きな窓からは妙高の大自然を眺めることができます。
くつろいでいた来場者は「ゆっくりとお茶を飲みながら妙高山を眺めて癒される。このような空間を待っていました」と眺めを満喫していました。
ビジターセンターの松井茂館長は「これまで自然に触れあったことのない人もぜひ来てもらいたい。カフェ、ショップもある快適な空間で自然の素晴らしさを見て、感じてほしい」とPRしていました。
ビジターセンターの開館時間は午前9時から午後5時まで。入館は無料で年中無休です。
ビジターセンターでは、今月花や渡り鳥をテーマにしたガイドツアーを開くことにしています。詳しい内容はこちらをご覧ください。
Copyright (C) 2016-2023 上越妙高タウン情報 All rights reserved.