2022年04月04日 14:47更新
佐渡市で初となる常設の現代アートギャラリーが両津夷商店街にオープンしました。
ギャラリーを運営するのは、一般社団法人 佐渡国際芸術推進機構です。衣料品店だった空き店舗を活用することで、地域の課題解決や商店街の活性化に繋げるとともに、アートを気軽に体感してもらいたいと考えています。
佐渡国際芸術推進機構 さどの島銀河芸術祭実行委員会の吉田モリト代表理事は「我々の団体は2016年から佐渡の島銀河芸術祭をおこなっています。芸術祭となると期間が決まっているため通年で見る施設、特に現代アートに触れる機会がなかったということからギャラリー設立に至りました。それだけでなく、商店街の活性化・地域の課題解決・新しい観光の需要の掘り起こしや他拠点移住などの発信の機能としても今後運営していく予定です」と話しています。
アートギャラリーの名前は「TAACHI(ターチ)」です。「ターチ」は沖縄の言葉で「2」を意味します。両津は2つの港からできた場所であること、佐渡は大佐渡山脈と小佐渡山脈の2つが繋がってできたこと、またもうひとつの拠点として使ってほしいという思いを込めて名付けられました。
ギャラリーでは、オープンを記念し、佐渡を拠点に活動するフランス出身の現代アーティストシャルル・ムンカさんによる個展「Gaps in Coverage」が4月30日まで開催中です。
個展では自然豊かな佐渡で作られた木炭などで描かれた抽象画9点が並んでいます。
アートギャラリー「TAACHI」は両津夷商店街の夷本町のバス停近くにあります。午前11時から午後6時までで、定休日は日曜、月曜、祝日です。
佐渡テレビジョン
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