2022年03月23日 17:10更新
今年度で閉校する上越市立古城小学校で22日、最後の学校行事となるお別れ会が開かれ、全校児童1人ひとりが保護者から修了証書を受け取りました。
古城小学校は児童数が減ったため、今年度で閉校し、来年度から直江津小学校に統合されます。
卒業式や終業式は終わりましたが、この日は最後の行事、お別れ会が開かれました。会には全校児童21人と教員に加え、保護者や地域の住民も参加しました。
はじめに全校児童が、オリジナルの和太鼓「古城鼓童子」を演奏しました。
続いて、保護者が自分の子どもに修了証書を手渡しました。証書には、学校での成長、これからに向けてのエールなど、気持ちの込もったメッセージが書いてあります。保護者は涙ぐみながら「この1年大きなランドセルで…。ひっくり返りそうになりながらも毎日楽しく通いました。古城・七色の思い出を大切に、直江津小学校でも笑顔いっぱい頑張りましょう」とメッセージを読み上げました。
児童からは、教員に対して感謝の手紙と花が贈られました。
児童
「花丸がとっても上手な先生。授業中の雑談も楽しかったです。昼休みサッカーやバスケなど、一緒に遊んでくださりありがとうございました」
保坂修校長は、「感謝状をもらい教師冥利に尽きる。来年度から新しい仲間が迎えてくれると思うが、自分を大事に頑張ってください」とエールを送りました。
児童
「閉校は仕方ないが悲しい。友達との絆を一番学んだ」「(直江津小で)一番楽しみなのは友達づくり」
保護者
「自分が卒業したときを思い出した。きょうが最後、さみしい」
「新しい小学校に行っても学年を超えて小さい子の面倒を見る、上級生と協力して1つのことにチャレンジする。そういう気持ちを持ち続けてほしい」
古城小学校は、昭和23年の創立、今月で74年の歴史に幕を閉じます。6年生を除く児童16人は4月7日から直江津小学校に通います。
お別れ会のもようは4月19日から放送の「おじゃまします!みんなの学校」でたっぷり放送します。
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