2017年08月02日 17:07更新
上越市大島区の里山で農家民宿を開業しようと準備を進めている夫婦がいる。
牛田光則さん 詩歩さん
開業準備を進めているのは東京都出身の牛田光則さんと、茨城県出身で妻の詩歩さん。2人は昨年3月に大島区田麦にある築100年の古民家を購入し、民宿を開業しようと改修工事を進めている。2日には床暖房や風呂、給湯用に使用する「薪ボイラー」を支援者と共に設置した。
薪ボイラ―の購入にはインターネットを通じで支援を呼びかける、クラウドファンディングを活用した。今年4月から5月まで資金を募り、集まった金額は述べ76人から155万円。さらに直接資金を提供してくれた人もいて、合計で175万円ほど集まった。
2日 支援者と薪ボイラー設置
薪ボイラーは夫婦が目指す「環境負荷の小さい暮らし」に必要不可欠で、薪を使うことが里山の再生につながると牛田さんは話す。「多くの人の協力で設置ができたボイラー。里山にある資源を使って自然と上手に付き合いながら、暮らしができることを体験できる宿にしたいと」夢を膨らませている。
改修工事の進捗率は95%で、今月中に終わる予定。11月下旬のオープンに向け、今後は内装などを二人で進めていくということ。
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