2022年02月02日 17:51更新
佐渡市相川地区の戸地集落で冬の味覚「岩ノリ」の摘み取りが行われました。朝7時30分、戸地集落の20人ほどが集まり、険しい岩場を降りていきます。
およそ1500㎡の岩ノリ畑には一面にぎっしりと岩ノリが生育していて地域の人たちは手作業で摘んでいきます。例年11月ごろに収穫が解禁されますが、今季は波が高く、荒れた天気が続いたことから年明けの1月6日に解禁となりました。
この日は今季3回目の摘み取りで、地域の人たちはおよそ1時間で、かごいっぱいに岩ノリを摘み取っていました。また岩ノリについた砂や石を海水で洗い流します。
今年は雪が多かったことから品質が良く、香り高い岩ノリに仕上がっているということです。摘み取りは今月いっぱい続きます。
戸地集落総代の山本 真佐夫さん
「今年はとても品質が良いです。岩ノリの摘み取り作業が、地域のコミュニケーションの場にもなっている」
なお、摘み取った岩ノリはそれぞれの家庭でみそ汁や佃煮にしたり島外の家族や知人に分けたり販売する人もいるということです。
佐渡テレビジョン
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