2022年01月22日 06:00更新
上越市立水族博物館うみがたりに2頭のゴマフアザラシが新たに仲間入りし、来場者の人気を集めています。アザラシは、元々飼育していた2頭に加え全部で4頭になりました。
うみがたりにやってきたのは、12歳のメス「ナノハ」と11歳のオス「アラシ」です。2頭は、名古屋市の名古屋港水族館で飼育されていたもので、希少な動物を守っていくために、動物園や水族館が生き物を無償で貸し借りする「ブリーディングローン」という制度でやってきました。
うみがたりでは、すでにゴマフアザラシ2頭を飼育しているので、全部で4頭になりました。
アザラシ担当の飼育員 竹内振作さんは「繁殖を考えると、新しい仲間が入ることで可能性が増える。動物の相性で今後どうなるかわからないが、オスが2頭になりチャンスが。これから毎年、春前後にはワクワクするだろう」と笑顔をみせました。
2頭がうみがたりに来たのは、去年11月。新しい環境に慣れさせるために、2か月間バックヤードで過ごし、1月8日にお披露目となりました。
アラシは4頭のなかで最も小さく、年齢が若いためいつも元気に泳いでいます。
竹内さん
「ポカっと浮いて寝ていたり、夏場にはひなたぼっこをしている。寝ているときが一番かわいい」
ブリーディングローンの期間は決まっておらず、環境やペアに問題がなければ、このままうみがたりで飼育されるということです。
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