2017年07月28日 07:02更新
高校生のスポーツの祭典「インターハイ」が28日から、山形県など4つの県ではじまる。上越市と妙高市の高校から出場する選手・チームを紹介する。
上越高校 柔道部の3年生、清水杏奈さん。ケガと戦いながら念願のインターハイ出場を決めた。
清水さんは小学1年生のときに柔道をはじめ、中学2年生の時に全国大会に出場した経験がある。中学時代、全国大会では2回戦で敗退。その後は全国の舞台からは遠ざかっていた。
中学生の頃からケガに悩まされ、左ひざの損傷、左肩の脱臼、そして去年右肩の靭帯を損傷。右肩のケガは手術が必要なほどの状況だった。しかし、最後の県大会への出場を優先し、手術をせず試合に臨んだ。全国出場をかけた決勝戦の相手は、同じ上越高校の同級生、水越選手。
「ずっと狙っていた全国が近くにあった。同じ高校とか関係なく、勝ちをとりに行った」と振り返る。
得意技の「背負い投げ」とは別に、練習で磨きをかけてきた「袖吊り」で勝利。念願のインターハイ出場をつかみとった。
試合中は攻め続ける超攻撃型の柔道スタイル。清水さんは全国大会でも攻めの姿勢を崩さず、得意の「背負い投げで勝利をつかみたい」と話す。
「杏ちゃん頑張れ!」と仲間からエール
清水さんは8月12日、福島県で行われる柔道女子78㎏超級に出場する。
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