2022年01月13日 17:33更新

上越の平地では13日（木）夜遅くまで、上越の山沿いでは14日（金）の朝まで、大雪が見込まれ警戒が必要です。新潟地方気象台では大雪による交通障害や農業施設などの被害に警戒するよう注意を呼びかけています。

日本付近は冬型の気圧配置となっています。14日（金）はじめにかけて、北陸地方の上空およそ5000メートルには、氷点下39度以下の寒気が流れ込み、冬型の気圧配置が強まり、新潟県では大気の非常に不安定な状態が続くでしょう。

＜雪の実況＞
13日午後4時現在の24時間降雪量と積雪の深さ（アメダスによる速報値）

　　　　　　　　　24時間降雪量　　　 積雪の深さ
　　　上越市安塚　　69センチ　　　　　131センチ
　　　上越市高田　　31センチ　　　　　62センチ

＜雪の予想＞
新潟県は14日にかけて大雪となり、特に中越、上越では、13日（木）夜遅くにかけて短い時間で降雪量が多くなるおそれがあります。
13日午後6時から14日午後6時までに予想される24時間降雪量

　上越　平地　　40センチ
　　　　山沿い　80センチ

予想よりも発達した雪雲の流れ込む時間が長引いた場合、中越の平地や下越の山沿いでも警報級の大雪となるおそれがあります。

＜風の予報＞
新潟県は14日にかけて海上を中心に雪を伴った強い風が吹く見込みです。

13日に予想される最大風速（最大瞬間風速）
上越　陸上　10メートル（20メートル）
　　　海上　15メートル（25メートル）

14日に予想される最大風速（最大瞬間風速）
上越　陸上　13メートル（25メートル）
　　　海上　18メートル（30メートル）

気圧の傾きが予想より大きくなった場合には、14日にかけて暴風雪となるおそれがあります。