2022年01月04日 15:38更新
妙高市は4日、消防出初式を行い、今年4月からはじまる消防団の新体制にむけ、関係者が安全安心な市民生活を祈願しました。
出初式には、妙高市消防団、新井消防署、頸南消防署の幹部など約30人が参加しました。一行ははじめに消防車両で市街地をパレードした後、加茂神社と白山神社を参拝し、無火災無災害を祈念しました。
妙高市は今年4月から消防体制を新たに組み直します。これまでの33分団から4つ少ない29分団とします。理由は、消防団員が減少し地域によっては活動に支障が出ているためです。新しい体制では、人員や機材を再配置して、市内全域をカバーします。4日は入村市長が消防団へのさらなる支援を約束しました。
入村市長「この一年皆さんの双肩にかかっている。妙高市の一番大事なベースを支えていただくのであれば、新たな挑戦に向かっていける」と激励しました。
妙高市消防団の山川栄勇団長は、想定を超える災害が各地で起きていることをあげ、市民や関係機関の連携強化を訴えました。
山川団長は「団員が一丸となって予防消防に努めたい。市民の協力が一番。市民とともに無火災・無災害に頑張りたい」と意気込んでいました。
妙高市内で去年発生した火災は4件で、前の年の8件から半減、けがをした人はいませんでした。
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