2021年11月17日 18:05更新
色々な「iroiro(イロイロ)」が誕生!
チタンを使ったカラフルな文具用品などをそろえた新ブランドを上越市土橋にある新和メッキ工業が立ち上げ、16日からネット販売をはじめました。
新和メッキ工業が立ち上げたのは、生活ブランド「iroiro」です。これは第1弾の商品「fish」。チタン製の定規ですが、レターオープナーの機能も兼ねています。色は7色あります。
生活ブランド「iroiro」はチタンのメッキ製品が柱になります。チタンはメッキするときの電圧の強さによって色が変化するという特徴があります。新和メッキ工業は、その特徴を生かし、自然で高級感のあるカラーバリエーションを開発しました。
ピンクは高田城址公園の蓮、ブルーは上越の冬をイメージ、色で地域を表現している
素材のチタンは日本製鉄の直江津工場で製造された「TranTixxii(トランティクシー)」というもので、これはメイド・イン上越に認証されています。
日本製鉄 東日本製鉄所 直江津地区 荻野 匡主査
「地域の企業に加工・販売してもらい、産業振興につながれば。上越で仕事をするなかで、チタンが日の目を浴びてきたのは嬉しい」
これまで亜鉛メッキ加工などで実績を積んできた新和メッキ工業が、一般向けの商品を開発するのはこれが初めてです。
新和メッキ工業 瀧見直晃 代表取締役社長
「今後、会社が継続していくために新しい事業をやりたいと思っていた。上越市に貢献できる地域に愛される仕事をしたいと、一般消費者向けのブランドを立ち上げた」
「fish」は16日(火)からネットサイト「Makuake(まくあけ)」で販売されています。1本1,650円(税込み)です。
新和メッキ工業 瀧見直晃 代表取締役社長
「メッキ屋でたくさんチタンを使う。非常に優れた金属。それが地元上越市でつくられている。広めていかなければいけない。上越市の産業の一つになるように努力したい」
生活ブランド「iroiro」では、この後、テント用ペグやお猪口、弁当箱など、新しい商品を順次発売していくということです。
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