2021年11月15日 12:00更新

高田平野を潤す上江用水路と中江用水路の歴史や先人の功績を称え、地域農業の未来について語る「2021語り部交流会 in にいがた」が11月27日（土）に、リージョンプラザ上越で行われます。現在、観覧者を募集しています。

この交流会は農村や農業用水の歴史や民話、地域の農業への取組みなどを語り、子どもたちへ伝承することを目的に、平成15年度から全国各地で開催されています。

新潟県として初開催となる今回は、高田平野を潤す世界かんがい施設遺産の上江用水路と、世界水遺産の中江用水路をピックアップします。この二大用水路開削に関する先人の功績や、地域農業の取り組みについて理解を深める内容となっています。

元アナウンサーで語り部・かたりすとの平野啓子さんをコーディネーターに迎え、地域の“語り部”たちがそれぞれの活動を紹介したり、地域に伝わる民話、農業用水の歴史、農業への取り組みなどを披露します。

このほか、新潟食料農業大学学長の渡辺好明さんによる講演「水利のミライ 明日への提言」をはじめ、上越地域のパネラーたちが参加する語りフォーラムも行われます。

観覧を希望する方は、チラシ裏の申込書に必要事項を記入してFAXで送信するか、もしくは新潟県のホームページ内の申込みフォームより申し込んでください。イベントの詳しい情報も、新潟県のホームページやリンクされているチラシで確認してください。

2021語り部交流会 in にいがた～潤い続ける高田平野に向かって描く夢～
■日時：11月27日（土）13:30～16:30、受付開始13:00～
■会場：リージョンプラザ上越・コンサートホール（上越市下門前446-2）
■参加費：無料
■内容：
　基調講演（13:40～）／「水利のミライ　明日への提言」渡辺好明氏（新潟食料農業大学学長）
　語り（14:50）／「高田平野を潤す大動脈～上越の礎を築いた二大用水～」平野啓子氏（語り部・かたりすと）
　語りフォーラム（15:40～）「潤い続ける高田平野に向かって描く夢」
　コーディネーター：平野啓子氏
　パネラー：安部伸治氏（農林水産省農村振興局次長）
　　　　　　齋藤義信氏（関川水系土地改良区理事長）
　　　　　　髙木桂氏（上越市清里区地域おこし協力隊）
　　　　　　松野千恵氏（株式会社花の米）
■問い合わせ：TEL025-280-5349、FAX025-285-3787（新潟県農地部農地管理課総合調整室）
■ホームページ：https://www.pref.niigata.lg.jp/site/nochi/2021kataribeniigata.html