2021年11月03日 19:27更新
デジタル社会に必要とされる技術、プログラミングのコンテストが3日、上越市で開催され、高校生や大学生、社会人が参加しました。
このコンテストはデジタル社会に必要とされる技術、プログラミングへの関心を高めてもらおうと、NPO法人・上越地域活性化機構、オラジャが企画しました。対象は高校生以上の「大人」です。
上越地域活性化機構 德道 茂 理事長
「IT時代に、プログラムに関わる人材が必要。若い人たちや一般の人にゲーム感覚で親しんでもらおうと考えた」
参加したのは上越市内の高校生から社会人まで19人です。参加者はチェイサーと呼ばれる1対1の競技に挑みます。マス目上のマップにはアルファベットの「C(クール)」、「H(ホット)」と呼ばれるコマがあり、それぞれの参加者に割り当てられています。コマは参加者が事前に組んだプログラムに沿って動きます。
マップにはダイヤの形をしたアイテムがちりばめられていて、それを多くとったほうが勝ちとなります。また相手の動きを妨害しても勝ちとなります。それぞれのコマは周りに何があるか調べながら進んでいきます。
会場では競技のようすがスクリーンに映し出され、参加者が勝敗の行方を見守りました。
参加したIT会社の職員
「袋小路のときにループして動かないよう気をつけた」
参加したシステムエンジニア
「こういうコンテストはどんどんやってほしい。新しい技術者や優秀な人材が育つ」
プログラミング教育は小中学校ですでに必修化され、高校では来年から必修になるなど、注目されています。主催者によりますと、大人向けのプログラミングコンテストは県内初ということで、来年も開催する予定です。
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