2021年10月28日 04:00更新
消雪パイプの点検は、例年とほぼ同じ今月15日から始まりました。27日は、新井駅前の朝日町周辺で作業が行われました。点検の係り員が、ポンプを動かして水を出しながら、パイプの中にたまっていた泥やサビを押し出します。
その後、ハンマーや千枚通しなどを使って、ノズルにたまった細かい砂や小石を取り除きます。最後に、水が均等に出るよう調整していきます。
作業にあたった保坂組の保坂晴輝さんは「作業中は車の速度を落とし、誘導員の指示に従ってほしい。強い水が出ることもあるので歩行者も注意してください。ご協力お願いします」と呼びかけていました。
妙高市の市道に設置された消雪パイプは全長およそ44キロです。昨シーズンの大雪では、ポンプ数か所が老朽化のため故障しましたが、すでに交換済みということです。
消雪パイプの点検は来月中旬までには終わる予定です。市では来月16日には除雪車がいつでも出動できる体制を整え、雪に備えることにしています。
なお、上越市の市道では、来月上旬から作業が始まります。
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