2021年09月30日 16:00更新

上越市の金谷山公園の車両進入禁止エリアで、21日（火）から立て続けに、自動車が進入した痕跡が確認されました。また遊歩道の一部が損壊する被害も確認されたことから、市は当面の間、夜間の公園内駐車場への車両進入を禁止にします。

市によりますと、被害があったのは、金谷山公園のレルヒ像に向かう坂の遊歩道です。何者かが自動車で進入したとみられ、階段の土留の丸太、計11本（太さ10センチ、長さ120センチ）が破損したということです。被害額はおよそ5万円です。

丸太の破損は今月21日（火）に6本、28日（火）に5本が施設管理者によって確認されました。いずれも警察に被害届を提出済みです。破損か所はすでに応急復旧済みです。

発見者の金谷山管理事務所 西條和彦所長
「タイヤの跡があったのでタイヤで木が割れたのが分かった。過去にはいたずらはあったが被害はなかった」

 現場近くの旅館「対米館」星野健さん
「全然わからなかった。コロナでムシャクシャしているのかね。事故があると崖から落ちたりする。痛い目にあうのは自分なのでやめてほしい」

市が点検した結果、スキー場のゲレンデへ自動車が進入した痕跡も確認されました。目立った被害はありませんが、ゲレンデは、車両の進入が禁止されています。

発見者の金谷山管理事務所 西條和彦所長
「タイヤの跡がある。山頂まで行って下りてきた感じ。ここは公園。車は侵入禁止。上ってほしくないし入ってもほしくない」

市は30日（木）から当面の間、午後5時から翌朝8時まで一部にバリケードを設置し、坂を下って降りるリフト乗り場の駐車場への車両進入を禁止にするということです。なお、ロッジレルヒや日本スキー発祥記念館前の駐車場は規制しないということです。