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若い有権者同士が公約を見比べる!上越市長選に向けて政策勉強会

2021年09月27日 19:11更新

来月行われる上越市長選挙に向けて、若い有権者が集まって、現在立候補を表明している中川幹太さんと野澤朗さんの公約を比べる勉強会が26日に開かれました。

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勉強会は市民有志による「上越市長選挙における投票率向上実行委員会」が企画しました。集まったのは20代から40代の会社員や公務員など15人です。実行委員会の町凌介代表は「どこに軸足を置いて判断すればいいかを考える会。僕自身も考えたかったし、みんなにも考えてもらいたいと思った」と話しています。

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勉強会でははじめに、市の予算規模について、歳出が例年ベースで約990億円、 歳入が約1000億円であることが示されました。そのうえで、市長選に立候補を表明している中川幹太さんと野澤朗さんのそれぞれの公約について、新型コロナ対策や子育て支援など分野別に見比べていきました。

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【議論の一部】

参加者「中川さんは『保育料県内で一番安くします』と書いてあるが、働きたいお母さんは0歳児から預けたい。0歳児の家庭は平均的な家庭で3~4万円くらい毎月かかる。中にはパートで働くお母さんは何のために働いているのか。子どもを預けるためにお金を稼ぐのかというような方もいらっしゃる。もし中川さんの言うように一律で安くなるならみんな喜ぶと思う」

参加者「野澤さんの『教育補助員・介護員を増やす』というのは支援を手厚くするので良いと思う。私も教育補助員をしているが、教育現場にいると先生たちはすごく忙しい。担任1人に30人くらい見るときに、どうしても付いていけない、困ったという子に教育補助員や介護員はそこに行ける立場。自由に動けるし、先生の伝えたいことや思いを分かるように説明できる。この制度は良いと思う」

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実行委員会では、来月17日(日)に2人の候補者を招いて公開政策討論会を開く予定です。当日は今回の勉強会であがった疑問や意見を直接尋ねることにしています。

勉強会終了後に参加者に話を聞くと、30代の男性は「色んな人の意見を踏まえて良い点、悪い点の違いを考えさせられた。選挙までまだ1か月ちょっとあるので、いろいろ考えての判断になると思う」40代男性は「財源の制約のない政策はない。どれだけ理想的なことを言っても財源の裏付けがなければ絵に描いた餅で終わってしまう。取捨選択をするとしたらどこを選ぶのか、候補者は具体的に述べていただきたい」と話していました。

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