2021年09月21日 10:19更新

さどの島銀河芸術祭のメインイベントとしてキャンプフェスが19日（日）、両津地区大野亀で行われました。

さどの島銀河芸術祭は文化芸術の持つ創造性と佐渡の自然、歴史の融合を図りながら地域活性化を目指す取り組みで、今年で6年目を迎えます。

今月18日、19日の2日間にわたって行われたイベント「FRACTAL CAMP」は、新しい形のキャンプフェスをテーマに出演アーティスト･ゲストたちによる「食･映像･音楽」と「佐渡の自然･文化」を融合させたパフォーマンスライブが行われました。

 さどの島銀河芸術祭 総合プロデューサーの吉田モリトさん
「佐渡は芸能が盛んな島だが、どんどん担い手が少なくなっている。芸能を守るということと、音に関係する部分が結構あるので、音楽と融合した新しい芸術祭にしたいと思い企画しました」

FRACTAL CAMPディレクターの山井 梨沙さん
「今年は、佐渡と人との繋がりをテーマに手掛けました。イベント名が『FRACTAL CAMP』でFRACTALは三角形の連鎖という意味があるので、大野亀の三角形の前で色んな人がここで出会って、そして連鎖して、また佐渡に足を運んでもらうきっかけになったら嬉しい」

今年は、入場時の検温やPCR検査陰性証明書を提示することなど新型コロナウイルス対策が実施され行われました。

パフォーマンスライブでは、音楽家として活動するOLAibiさんの演奏など、独特の世界観に参加者たちはステージを楽しんでいました。

また会場には、島内外の飲食店4店舗が出店しました。

参加者
「佐渡に初めて来ました。佐渡が大好きになりました」

キャンプフェスでは鬼太鼓やテリー･ライリーさんと鼓童のライブパフォーマンスが行われるなど、2日間で100人ほどが参加し、佐渡の自然や文化を発信する場になっていました。

このステージは全収録され、10月21日から「さどの島銀河芸術祭」の公式ホームページにて有料配信されます。

佐渡テレビジョン