2021年09月24日 13:49更新
佐渡市で幻の黒いダイヤと呼ばれるイチジク「ビオレソリエス」の収穫が最盛期を迎えています。
佐渡市小木地区琴浦の石塚雅実さんは2000年からイチジクの栽培を始めました。現在は25アールの面積で120本ほどを栽培しています。
イチジクの品種「ビオレソリエス」は濃厚な甘さと柔らかい果肉が特徴です。フランスが原産の黒いイチジクで、栽培が難しく収穫量も少ないことから幻の黒いダイヤとも呼ばれています。
今年は暖かかったこともあり、例年より1週間早い8月末に収穫が始まり、いま最盛期を迎えています。石塚さんは最盛期には1日で400パックおよそ100キロのいちじくを収穫しています。
この日は朝4時から収穫をはじめ、ひとつひとつ柔らかさを確認しながら丁寧に収穫していました。
小木イチジク生産組合の石塚雅実組合長
「株枯れ病の影響で若木も多いので木を落ち着かせて、生産を伸ばしていきたいと思っています」
小木イチジク生産組合から出荷されるビオレソリエスは「小木ビオレー」と呼ばれていて、全国に出荷されるほか、佐渡島内ではAコープなどのスーパーで購入できます。
収穫は11月頃まで続くということです。
佐渡テレビジョン
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