2021年09月10日 19:28更新
NHK番組の人気キャラクター「チコちゃん」を描いた「田んぼアート」の稲刈りが10日、妙高市栗原で行われました。作業には、妙高市立新井北小学校の児童も加わり、手刈りに挑戦しました。
「田んぼアート」は、妙高市栗原に住む古川賢一さんが所有する休耕田を使って、16年前から、毎年テーマを変えて制作しています。今年のテーマは、NHK番組の人気キャラクター「チコちゃん」です。この春、古川さんが作った設計図をもとに、「チコちゃん」の図柄と名前、「5サイ」という文字をおよそ8アールの田んぼに手植えで描きました。
古川さんは今年のテーマについて「私も家内もクイズ番組が好き。テレビでチコちゃんを観て、テーマになるなとパッとひらめいた」と話します。
10日は、田んぼの近くにある新井北小学校の5年生37人も作業に加わりました。児童は春の田植えも手伝っています。この日は古川さんから鎌を使った手刈りを教わったあと、早速稲刈りに挑戦しました。
5年生
「思ったより難しかった」
「田植えも稲刈りもあっという間だった。チコちゃんが上手にできてよかった」
古川賢一さん
「中学生になっても声をかけてもらえるのが嬉しい。これからも(田んぼアートを)健康な限り続ける。81歳だが家で寝ていられない」
古川さんは、収穫したコメを新井北小学校にプレゼントするということです。
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