2021年09月10日 16:52更新
直江津をイメージしたシャツを上越市民が着て、2か月間町を歩くなどしたアートパフォーマンスがこのほど終わり、その集大成としてすべてのシャツを縫い合わせ、1枚の布に仕上げる作業が10日(金)からはじまりました。
色とりどりのシャツはどれも直江津をイメージしたもので、全部で50枚あります。
シャツを作ったのは、アーティストの松岡亮さんです。松岡さんは、直江津地区で開かれている「なおえつ うみまちアート」に参加し、手作りしたシャツを上越市民50人に1枚ずつ配りました。
シャツは、受け取った人に2か月ほど着てもらい、買い物したり町を歩くことでアートパフォーマンスにする狙いがありました。
参加者
「けっこうがっつり着ました。(町では)あのアートねと、知らない人に声かけられ楽しんで着ました」
「仕事で着ていました。そのシャツ!見せて!とか素敵!私も持ってる!とか話したり。会った人と(シャツを通して)一期一会。ほんわかした」
松岡さんは「シャツをひとつにすることで、50人それぞれが生活の中で感じた美しさや遊び心をまとめて楽しめるのでは」と話しています。
作品がどんなものになるか、設計図は無く、ひらめきで作っていくということです。
参加者
「こんな感じになるんだ。さすがアーティスト!(返却で)最後に洗濯してたたむと名残惜しかった」
「自分が着せてもらったので気持ちをつけて返した。新しい命が吹き込まれ形になるのでワクワクしている」
完成した作品は来週初めから26日(日)まで、安国寺通りの特設会場で展示されることになっています。時間は午前10時から午後5時まで、入場は無料です。
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