2021年09月09日 20:31更新
上越市立直江津東中学校の吹奏楽部が11日、県代表として「西関東吹奏楽コンクール」に出場します。大会直前、本番への意気込みを聞きました。
直江津東中学校の吹奏楽部は、先月開かれた県大会で30人以下で編成する「中学B」の部門に出場し、金賞を受賞、西関東大会への出場を決めました。コロナの特別警報で部活動の自粛が求められる中、吹奏楽部は、市の教育委員会の許しを得て、練習に励んでいます。直江津東中が西関東大会に出場するのは16年ぶりです。
部の持ち味は「元気、明るさ、チームワークの良さ」です。練習では3年生が指導にあたり、下級生は先輩のアドバイスにハキハキと応えます。さらに、チームワークを高めるため、鬼ごっこなどのゲームも練習に取り入れています。
吹奏楽部では生徒の「自主性」を重んじています。練習の進め方をどうするか、部員同士で話し合い顧問に提案します。また、楽器のチューニングは部員同士で聴きあって調整します。
本番で演奏する自由曲は「プロメテウスの雅歌」です。この曲は燃えるような力強さが特徴で、部の持ち味、「元気と明るさ」にピッタリ合っているということです。
田浪雪名 副部長
「 演奏する曲は火山みたいな曲で、恐竜が迫ってくるみたいな感じ。直江津東中の音楽に合っている。(本番は)今までの中で一番良い演奏がしたい」
山田亜子 部長
「先輩たちが成し遂げられなかったので、西関東大会に出場することができて誇りに思う。このメンバーで(上位大会の)東日本大会に出場したい」
顧問の金子央教諭は、「コロナ禍で大会に向けた調整が難しいが、本番では東中生らしい明るい演奏をしてほしい」と話しています。
西関東吹奏楽コンクールは11日、埼玉県で開かれます。感染症対策のため学校では当初、前泊を予定していましたが日帰りに変更。さらに、部員や顧問は大会のあと、PCR検査を受け、結果が出るまで自宅待機になるということです。
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