2021年08月13日 15:09更新
年金支給日にあわせて、特殊詐欺の被害を未然に防ごうと、上越警察署と上越市消費者協会が13日、イオン上越店でチラシなどを配り注意を呼びかけました。
この呼びかけは、2か月に1回、年金支給日にあわせて行われています。きょうは上越警察署と上越市消費者協会の会員、あわせて8人が「詐欺の手が込んできている。気をつけてください」と、買い物客にチラシなどを配りました。
買い物客は「番号見て不審だと思ったらかけない。着信があっても拒否する」「(迷ったら)警察に言うか人に聞く」と話していました。
上越警察署によりますと、特殊詐欺の被害は今年6件あり、被害総額は3139万円と、すでに去年1年間の被害額の10倍以上となっています。このうち今月3日には、上越市内の60代女性が電話の相手に指示されるまま電子マネーを数百回購入し、およそ1600万円をだまし取られる被害がありました。
上越警察署の生活安全課、伊藤紳祐係長は「(携帯電話の)ショートメールに記載された番号に電話をかけると、被害にあう。ナンバーディスプレーであれば、知らない番号なのか分かるので、家族や警察に相談してほしい」と呼びかけています。
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