2021年08月12日 04:00更新
火打山周辺に生息する絶滅危惧種、ライチョウのフレーム切手が10日発売されました。妙高市と日本郵便では、切手を通じてライチョウ保護に関心をもってほしいと話しています。
発売されたフレーム切手、「ライチョウの里 頸城山塊・火打山」です。5枚セットで、ライチョウのオスとメス、つがいなどの写真が印刷されています。フレーム切手は妙高市内の郵便局16局が、市と締結している包括連携協定に基づき作製しました。狙いはライチョウ保護のPRです。
火打山周辺に生息するライチョウは、地球温暖化で山の環境が変わり、野生動物に襲われるなど数が減少しています。切手の写真はライチョウの生息調査などに取り組む妙高市原通地区の国際自然環境アウトドア専門学校と市が提供しました。 切手の発売にあわせ、郵便局が市と国際自然環境アウトドア専門学校に1セットずつ寄贈しました。
写真を提供した国際自然環境アウトドア専門学校の斎藤達也主任は「なぜ火打山のライチョウが大切なのか。切手をきっかけに関心が高まれば」と話しています。
フレーム切手は84円の5枚セットで920円です。上越市、妙高市、糸魚川市、そして十日町市の一部の郵便局合わせて94局で販売されています。また郵便局のホームページからも買うことができます。
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