2017年06月29日 16:00更新

任期満了に伴い10月に行われる上越市長選挙に、佐渡市在住の行政書士 後藤浩昌さんが立候補を表明し29日に会見を開いた。

後藤さんは東京都出身、佐渡市在住の56歳。去年、新潟県知事選挙にも立候補し、柏崎の原子力発電所の再稼働に反対するなどの政策を掲げてきた。新潟の礎を築いてきた上越市をさらに発展させる具体的な政策が浮かんだとして立候補を表明した。

具体的には経済効果や雇用、人口減少対策にも対応できるとして、直江津と佐渡島の間に橋を架け、海上を走れる道路を建設し、車やバスだけではなく鉄道を通したいと訴えている。

また、上越市が国宝の上杉謙信公の刀を購入するのに合わせて、歴史が好きな女性「歴女」や城や甲冑を好む「城ガールズ」「甲冑ガールズ」などの聖地とし、新たな観光につなげたいとしている。この他、隣接する柏崎市にある原子力発電所の再稼働には反対の姿勢を見せている。

後藤さんは過去に上越に住んだことが無く、事務所を佐渡から移す考えはないとしている。そのうえで選挙活動にあたっては「佐渡から通いながら、すぐにでも始められる準備が整っている」と話した。

上越市長選挙は10月22日告示、29日に投開票される。現在、新人の中川幹太さん、現職の村山秀幸さんを含めた3人が立候補を表明している。

※2017年6月29日　ニュースLiNK　初回18:30～