2021年07月20日 17:27更新
健康相談から薬の提供までワンストップでサービスが受けられる「まちの保健室」が無印良品直江津に20日、プレオープンしました。
「まちの保健室」は無印良品を展開する良品計画の初のサービスとして直江津店に開設されました。地域の人の健康に役立ててもらうことが狙いで、ここでは予防や健康維持のアドバイスから薬の提供までワンストップで商品の購入やサービスを受けることができます。
店内には無印良品などで扱っている健康維持に役立つ商品が並ぶほか全国に800店舗を展開するクオール薬局が医薬品や衛生用品を販売します。
また血圧や体脂肪などを測ることができるスペースも備わっています。
無印良品の林昌宏店長は「コロナ禍で健康の不安が増している。地域の皆さんの健やかな暮らしに健康領域で役に立つことができれば」と話しています。
「まちの保健室」では冷え性や胃腸の不調など症状にあった漢方を薬剤師が選んでくれます。全部で45種類あり、選んでもらった漢方を煎じてその場で飲むことができます。
クオールホールディングスの白国 宏基 部長は「高齢者から若い人まで、少し体が不調だというときは相談してもらい、体調に合った漢方を選んだり、薬剤師がカウンセリングをしながら健康に関与していきたい」と話しています。
グランドオープンの8月1日からは調剤薬局として薬の処方箋も受け付けます。また、看護師の資格をもつスタッフが、保健室の先生として健康相談に応じてくれます。
林店長は「子どもの頃は保健室の先生に相談することがあったと思うが、大人になると病院以外に相談できる場所がない。まちの保健室は、いろんな人が気軽に相談できる場所になっていきたい。予防のきっかけになれるような取り組みができれば」と話しています。
「まちの保健室」では定期的にイベントを開催していくということです。今月31日と8月1日は、血圧や骨密度の測定、健康カウンセリングなどを無料で受けることができます。
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