2021年07月05日 09:41更新
佐渡 島内の乾シイタケの品質向上と生産流通の拡大を目的とした第23回全佐渡乾しいたけ品評会が3日に行われました。
この品評会は、シイタケ生産者の栽培技術、生産意識の向上に取り組んでいる佐渡農業振興連絡会きのこ振興会が主催しているものです。
今年の品評会には、どんこ26点、こうこ26点、こうしん5点の計57点が出品され、形状、サイズ、カサの色、ひだの巻き込みなどが審査され、最優秀賞には羽茂地区の岡林和吉さんが選ばれました。
岡林 和吉さんは「今後、生産しているシイタケ全体が平均点が上がるように管理をして、品質の良いものが増えるといいなと思います」と話しました。
今年は3月から暖かくなり、降水量も多かったことから前年並みの出来で、なおかつ生産者の努力で形の揃った良い製品ができたとの評価でした。
表彰式の後、これまで複数の大会で入賞している村上市のいそべ農場代表 磯部盛さんによる「里山暮らしと百年蔵のある農家『これまでの取り組み』」と題した講演が行われました。
磯部さんは、里山でのシイタケ栽培について、原木の伐採や植菌作業など自身のこれまでの取り組みを紹介しました。
参加者は、里山での栽培の可能性など、シイタケへの理解をより深めていました。
佐渡テレビジョン
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