2021年06月13日 14:31更新
妙高市池の平のいもり池で、水面を覆っているスイレンの駆除作業が行われました。
いもり池では、10年ほど前から外来種のスイレンが繁殖して、水面を覆うようになりました。
これに伴って、もともとあったヒツジグサや、ヒルムシロなどの在来種が駆逐され、現在では確認されていません。
また、池の水面に映る「逆さ妙高」がスイレンで見えなくなるなど、眺望にも支障が生じることから、夏のレジャーシーズンを前に、この作業を行っています。
きょうは、地元の関係者やボランティアなど、およそ30人が作業に当たりました。
作業では、水草を刈り取る専用のボートでスイレンを駆除し、陸に引き上げていました。
このほか、昨年試験的におよそ600平方メートルの範囲で池の底に防草シートを沈めたところ、今年はその範囲にスイレンは無く、効果が確認できたということです。
このことから、今回新たに池の面積のおよそ10分の1にあたる、1600平方メートルにも同様にシートを沈めるということです。
スイレンの駆除作業は、紅葉シーズンを前にした9月下旬にも行われる予定です。
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