2017年06月22日 15:41更新
特殊詐欺を未然に防いだとして、上越市内のコンビニエンスストアと店員に上越警察署から感謝状が贈られた。
感謝状が贈られたのはローソン上越春日山二丁目店と店員の林夢乃さん。
今月14日、市内に住む50代の女性が店で電子マネーカードを購入しようとしたが、不慣れだったため、林さんがなぜ購入するのか尋ねた。女性の携帯電話には、「3,000円払うと、7億円もらえる」という内容の不審なメールが届いていたことがわかり、林さんは架空請求詐欺だと疑って上越警察署に通報。被害を防ぐことができた。
(特殊詐欺を防いだ林さん)
被害を防いだ林さんは「これからもお客さんとたくさんコミュニケーションをとって、不審なことがあれば、声がけできるようがんばりたい」と話している。
上越警察署によると、管内ではことし、21日までに特殊詐欺の被害が8件報告されている。被害額は約1,500万円にのぼっていて、去年1年間の被害額をすでに100万円ほど上回っている。上越警察署の中村栄署長は「不審なメールやワンクリック詐欺に注意し、『コンビニでカードで支払え』は詐欺だと疑ってほしい」と被害にあわないよう注意を呼びかけている。
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