2021年05月31日 17:45更新
去年コロナ禍で中止された「上越市美術展覧会」。運営委員会は31日に会議を開き、今年は10月に開催する方向で意見をまとめました。市の最終決定は7月下旬になります。開催されれば、今年は50回目の節目となります。
上越市美術展覧会は日本画や洋画、書道など6つの部門で300点以上の作品が展示される市内最大の美術展です。去年はコロナ禍で中止されました。
31日は運営委員会が開かれ、感染症対策を施した上で開催する方向で意見がまとまりました。この後は、村山市長が7月下旬をめどに最終決定することになります。
開催の場合は、会期は10月2日から10日までの9日間、高田城址公園オーレンプラザとミュゼ雪小町の2か所が会場になります。
感染症対策は受付での検温や消毒、会場の片側通行などで密を避ける工夫をします。また、オープニングや表彰式の時間短縮、作品鑑賞会の中止など、人が集まる機会を減らします。
今年は、去年の中止をうけて50回記念になる予定で、運営委員や審査員による特別展示も予定されています。
運営委員会の筑波進委員長は「本当は50回記念を晴れやかに開催したかったが、できるだけでもありがたい。やろうという意気や出品者の意欲が大切。ここから感染者が出たら大変なことなので、できることを全てして無事に開催できるように準備したい」と話していました。
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