2021年05月14日 05:15更新
元気パワーいっぱいください!
こいのぼりを保育のシンボルに掲げる上越市木田新田1の高志保育園が、使わなくなったこいのぼりの寄附を呼びかけたところ32体が寄せられ、こいのぼりの入園式を13日に開きました。
高志保育園では平成24年の園舎改築をきっかけに、こいのぼりを園のシンボルにし、毎年この時期、市民から寄附されたこいのぼりを園庭に飾ってきました。坪井秀和園長は「高志保育園の子どもたちが元気よく、さらに子どもたちを健やかに見守ってくれるシンボルとしてこいのぼりが一番ふさわしい。新しくこいのぼり用の電柱も建てた。危険無いよう安全に掲げていく」と話しています。
こいのぼりは元々30体ありましたが、この9年で色落ちが目立ってきました。このため家庭で使わなくなったこいのぼりの寄附を募ったところ、8世帯から4セット分、32体が寄せられました。子どもたちは「見るとキレイ。こいのぼりの顔見るとぶっくりして可愛かった。黒いこいのぼりがかっこいい。すごいね、こいのぼり!」と笑顔で園庭の空を見上げていました。
13日は新旧合わせた44体が園庭に設置され、こいのぼりの入園式が行われました。式では、こいのぼりの寄贈者を代表して、二ノ倉稔さんが入園証書を受け取りました。続いて、園児94人が感謝の言葉と園歌を贈りました。
二ノ倉さんは「うちから来たこいのぼりはずっと箱の中で眠っていました。今見たらすごく元気に泳いでいます。みんなもこいのぼりと一緒に元気に遊んでください」と子どもたちに感謝を伝えていました。高志保育園のこいのぼりは来週いっぱい、園庭の空を泳ぐということです。
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