2021年05月12日 13:16更新
高齢者の自転車事故を減らそうと12日、上越市大町の二・七の市で警察などが事故防止を呼び掛けました。
これは今月の自転車安全月間に合わせて行われました。12日は警察官や交通安全協会の会員など9人が、朝市の買い物客にチラシや反射材のついたキーホルダーなどを配り、自転車の安全利用を呼びかけました。
自転車を押していた市民は「車と同じような注意事項で走っている。左側走行、ゆっくりと走る、前後を見る。バックミラーが付いているから後ろも見える」と話していました。
上越警察署によりますと、高齢者の自転車事故は自損が多く、乗り降りでバランスを崩したり、雨の日に転倒することが多いということです。
去年、県内で発生した自転車がからんだ事故は426件あり、3人の死者が出ています。そのうち2人が65歳以上の高齢者です。また、上越署管内では今年に入ってから5月11日までに3人が自転車事故を起こし、そのうち2人が60歳以上でした。
上越警察署交通課 板垣昌利係長は「高齢者は見通しが悪いところや交通量が多いところを避け、信号に従って道路を横断してほしい。明るい時間帯に外に出てほしい。高齢者は身体機能も下がっているので無理をしない運転や、確認をしながら自転車を運転してほしい」と話していました。
自転車を使う人だけでなく、ドライバーの側も交差点などで自転車に十分注意してください。
Copyright (C) 2016-2023 上越妙高タウン情報 All rights reserved.