2021年05月13日 03:59更新
佐渡市金井新保にある市営平スキー場の通年利用を目指し、自然を活用した活動拠点として、子どもたちが安全に遊べる場を整備する取り組みが始まっています。
企画の中心となっているのは、トレッキングの実施やマリンスポーツのインストラクター養成などを行っているNPO法人「サードフィールドさど」です。子どもたちを育てる環境を整備し人材育成につなげたいと考えています。
団体の渡辺晃三 理事長は「自然の中で遊べる環境が佐渡では少なくなってしまった。私たちが主体となって遊べる場がつくれるといいなと取り組みました」と話します。
今月4日には、親子連れ15人ほどが参加してモニタリングが実施され、子どもたちは乗馬をはじめ自然のなかで遊ぶ時間を楽しんでいました。
また、バギーの乗車や太鼓体験も行われ、普段なかなかふれることのできない体験を楽しんでいました。
参加した子どもたちは「いつもの遊びと違って楽しい。こういう場所や体験はすごく良いと思いました」と喜んでいました。また保護者も「景色も良く、動物にもなかなか直接ふれる機会がないので良い体験になった。たくさんの人が来て楽しんでもらえるといい」と話していました。
さらに、リフト乗り場の近くには、休憩などに使用できる2階建てのフォレストハウスを建設中です。またキャンプ用のテントが設置可能なアテビの木材を利用したウッドテラスなどを設け、6月頃には一部オープン予定だということです。
なお、今後は竹のアスレチックや木登りが楽しめる遊具なども設置する予定です。
渡辺晃三 理事長は「まずは自然の中に行ってみようというきっかけ作り。キャンプ場にして自然の中に入っていけるような環境を整えたいと思っています。子どもたちが安全に遊べるか、どうしたら楽しめるかが今回のモニタリングで確認できたのでは」と手応えを感じていました。
NPO法人「サードフィールドさど」では、ウッドテラスの製作費やキャンプ用品の購入費などへの支援を募っています。クラウドファンディングの目標額は250万円、今月31日(月)までで、支援者にはアクティビティに使用できるチケットなどが贈られます。
そのほか、お問い合わせはご覧のホームページまで。
■サードフィールドさど https://tf-sado.com/
■クラウドファンディング https://camp-fire.jp/projects/411295/preview?token=ooox5tee
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