2021年04月26日 13:50更新
26日午前、上越市牧区で木造2階建ての蔵が全焼する火災がありました。けが人はいませんでした。
警察によりますと、午前10時30分頃、上越市牧区小川にある木造2階建ての蔵から火が出たと、同じ敷地に住む所有者から消防に通報がありました。
消防が消火にあたった結果、およそ1時間20分後に鎮火しました。この火災で蔵1棟、55.7平方メートルが全焼しました。けが人はいませんでした。
付近に住む初期消火をした人によりますと「家にいたら、普段聞こえない何かが折れるような音が聞こえた。外を見ると蔵の近くの杉の木が、風が吹いていたのでかなり勢い良く燃えていた。所有者と一緒に初期消火にあたったが、どんどん広がりもう手がつけられなかった」と話していました。
消防によりますと、蔵の所有者が近くで野焼きをしていて、火が消えたと思い目を離したあとに、燃え広がったということです。警察と消防で、詳しい状況を調べています。
26日は、県内の広い地域に乾燥注意報が発令されていました。消防では空気が乾燥しているときは火災が発生しやすく延焼も起こりやすいため、火の取り扱いには充分注意するよう呼びかけています。
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