2021年04月12日 17:16更新
駐新潟大韓民国総領事館のクォン・サンヒ総領事が12日、去年11月の就任後はじめて、上越市の村山市長を表敬訪問しました。
大韓民国総領事館は全国に10か所あり、新潟の総領事館は、新潟、長野、石川、富山の4県を管轄しています。12日は去年11月に就任したクォン・サンヒ総領事が上越市役所を訪れ、村山市長に挨拶しました。
村山市長は韓国の浦項市と1996年に友好都市になって以来、交流を重ねていることを伝え、「コロナ禍の中、新しい交流の在り方を模索しながらこれからも交流を深めたい。そのためにお力添えを頂きたい」と話しました。
これに対して、クォン総領事は「コロナ禍でオンラインとオフラインのハイブリット化した新しい形の交流が大事になる。両市の交流は限りなく支援していきたい」と応えました。
また「韓国と日本の政府関係は良いとは言えないが、このような状況だからこそ自治体や民間の交流がなによりも大事。上越市にはおよそ200人の韓国人が住んでいる。韓国人が事件や事故にあった時に積極的に支援してほしい」と話しました。
この後、記念品として村山市長から岩の原葡萄園のワインと猪俣美術建具店の組子のフォトスタンドがクォン総領事に手渡されました。
村山市長は「浦項市との交流が去年とおととしはできなかった。今年は交響楽団との交流を秋に予定しているので、それまでには上越に来ることができる状況になっていれば」また「日韓の経済は冷え切っている部分もあるが、直江津から韓国に渡っている航路がある、韓国との大きなパイプとしてつながれば上越の役割が果たしていける」と話していました。
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