2021年04月16日 04:00更新
新潟県佐渡市金井新保にある大慶寺のギャラリーで、佐渡の版画家 小林壽一郎さんの作品展が開かれています。
大慶寺の「長屋門ぎゃらりぃ」には、版画や絵画など小林壽一郎さんの手掛けた作品 20点ほどが展示されています。
小林さんは版画家として活動するかたわら、非常勤講師として佐渡総合高校や佐渡中等教育学校の美術指導を担当しています。今回の作品展には、小林さんが長年制作してきた作品の中から、佐渡の郷土芸能や文化などにまつわる版画が展示されています。
「トウテツ文」と題されたこの作品は、古代中国の青銅器などに描かれている獣面の模様を版画で表現しました。
また「小木稲荷町小獅子と伊勢音頭」は今までとはまた違った作品に仕上がったといいます。最近は絵と文字を組み合わせた作品制作に力を入れています。。
この作品は、小林さんの地元、下久知の八幡祭りを版画で表現しています。小林さんは島内各地の祭りなどを取材し「自分が何に感動したか」「何が目に焼き付いたか」など印象に残った瞬間や光景を作品にしています。
小林壽一郎さんの作品展は今月30日(金)まで金井新保の大慶寺 長屋門ぎゃらりぃで開催されています。
佐渡テレビジョン
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