2021年03月01日 12:25更新

28日（日）、上越市名立区の「うみてらす名立」で釣りをしていた上越市在住の60代男性が、海に転落する事故がありました。男性にけがはありませんでしたが、その付近は立入禁止の場所でした。

上越海上保安署によりますと、男性は28日午前10時ころ、会社の同僚とうみてらす名立付近に到着し、同僚3人と、うみてらす名立の海側に設置してあるテトラポットの上から釣りをしていました。その後、男性は休憩のためテトラポットの上を移動中に足を滑らせ、テトラポットの間から、およそ3メートル下の海に転落しました。


転落するのを見ていた同僚などが110番通報し、男性は上越消防署名立分遺所救急隊員によって救助されました。男性は下半身が海につかりましたが、けがはなかったということです。当時、天候は晴れで、波は0.5メートル、うねりはなかったということです。

男性が釣りをしていたのは、釣り禁止の看板が設置されている立入禁止場所でした。海上保安署では「立入禁止の看板があるということは、もともと危険な場所だということ。絶対に入らないように」と注意を呼びかけています。