2021年02月19日 10:00更新
佐渡市立真野中学校で12日(金)、太鼓芸能集団「鼓童」の公演が開かれ、ワークショップに参加した生徒たちが鼓童のメンバーと共に合奏を披露しました。
真野中学校で開かれた「鼓童の交流学校公演」は、文化庁の「文化芸術による子供育成総合事業 巡回公演事業」の助成により鼓童の主催で行われました。
この事業は文化庁が選定した文化芸術団体が、学校の体育館や文化施設で巡回公演を行うもので、公演前にワークショップを実施することでより深く文化芸術にふれることができます。
公演では鼓童のメンバー7人が太鼓や笛の演奏で、迫力あるパフォーマンスを披露しました。生徒たちは、様々な音色を奏でる太鼓に興味津々な様子で演奏を楽しんでいました。
また、演奏の合間に設けられた太鼓体験コーナーでは、2、3年生たちが少し緊張した様子でバチを握り、合図に合わせて実際に太鼓を叩きました。参加した生徒は「リズムをとるのが難しかったが、みんなと合わせて演奏するのが楽しかった」と話していました。
そして最後には、公演の前に太鼓の叩き方などを教わるワークショップに参加した1年生たちが、鼓童のメンバーとともに練習の成果を披露しました。
合奏を披露した1年生は「宝物をもらったような気分です」「気持ちよく太鼓を打てて良い体験になりました」と話していました。
鼓童の住吉佑太さんは「佐渡島を拠点にしているが、島内での公演や地元の子どもたちに演奏を届ける機会がこれまでなかなか取れなかった。今回地元で自分たちの音を届けられたことは嬉しい」と話しました。
生徒たちは、鼓童の迫力ある演奏を楽しむとともに、一緒に太鼓を叩く貴重な機会を体験していました。
佐渡テレビジョン
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