2021年02月16日 14:24更新
小中学校の若手教員がOBから授業の進め方などを学ぶ「夢しごと元気塾」が15日に閉講しました。塾生は1年間の学びの成果を現場で生かしたいと目を輝かせていました。
「夢しごと元気塾」は、若い教員の指導力を高めようと上越市立教育センターが毎年ひらいています。今年度は、教員になって2年目から6年目までの9人が、3回に渡って指導を受けました。
講師は経験豊かな元教員です。塾生は自身が抱える課題についてマンツーマンでアドバイスを受けました。さらに、実際の授業をみてもらい、分かりやすい板書や児童生徒に質問を促すコツなどを学びました。
閉講式では塾生が「工夫次第で生徒の学ぶ姿勢が変わることを実感した」など、受講の成果を発表しました。
教職2年目の山田武幸教諭は「課題は言葉が多すぎること。言っていることと黒板に書いていることが違うこともあった。指導を受けた春先からはやる気を見せる子どもたちが増えた。学校や学ぶことが楽しいと子どもたちにわかってもらえる先生になりたい」と成果を実感していた。
上越市教育委員会の早川義裕教育長は、「子どもに元気を与えられる先生。後に続く後輩のためにも魅力ある教師をめざしてください」と激励していました。
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