2021年02月07日 12:31更新
県内の園児から中学生までを対象にした絵と版画コンクールの本審査が5日、上越市教育プラザで行われました。
コンクールは県内の幼稚園、保育園、小中学校、特別支援学校を対象に、上越美術教育連盟が毎年開いています。今年は61回目、絵画部門に約1万2,000点、版画部門に約5,000点、合わせて1万7,000点あまりの応募がありました。5日からは予備審査を経て、本審査です。8人の審査員が子どもらしさや作者の思いが表現されているかどうかをポイントに真剣な表情で作品と向き合っていました。
絵画部門審査員長の池上秀敏さんは「コロナの大変な時期だが作品を見て、子どもは元気だと安心した。体験を表現した作品が少なくなると思ったが、そういう作品も多かったので子どもは健やかに成長していると感じた」と話しました。
版画部門審査員長の細井一貞さんは「最近はカラー版画など、新しい技法が出てきている。それと子どもたちの思いが一致したときに良い作品が生まれる。そういった意味では子どもの思いがたくさん詰まった作品が出てきていた」と話していました。
審査の結果、全体の2割が入選となります。そのうち特別賞には約90点が選ばれ、3月6日(土)から高田図書館内小川未明文学館市民ギャラリーで展示されます。
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